こんにちは
今回は、身近に手に入る果物でできる「口臭予防」についてご紹介します。
実は、口臭の主な原因は、舌の汚れ(舌苔)、歯周病、むし歯、唾液の分泌量の減少などです。
しかし「口臭」=「病気」とは限りません。日常の食生活を少し見直すだけで、口臭を抑えることも可能です。
●パイナップル、キウイ
パイナップルやキウイにはタンパク質分解酵素が含まれており、舌の表面にたまりがちな汚れ(舌苔)を分解する作用があるといわれています。これにより、口臭の原因となる細菌のエサを減らすことができます。
特に朝起きた時の口臭が気になる方は、朝食に取り入れてみるとよいでしょう。
●オレンジ、グレープフルーツ
柑橘系の果物には、クエン酸やビタミンCが豊富に含まれています。
これらは唾液の分泌を促すだけでなく、口の中をさっぱりと保ち、細菌の繁殖を抑える助けにもなります。
★注意点:果物は「食べた後のケア」も大切です!
果物は健康に良い一方で、糖分や酸が多いため、食後の歯磨きやうがいを忘れずに行いましょう。
そのまま放置してしまうと、むし歯の原因にもなってしまいます。
果物を上手に取り入れながら、日々の歯みがき、定期的な歯科検診、そして舌のケア(舌ブラシやうがい)を意識することで、口臭予防につながります。
お口のにおいが気になる方は、自己判断せずに、ぜひ一度ご相談ください。当院では口臭の原因に合わせたアドバイスや、専門的なクリーニングも行っております。