歯を失われた方へ

歯を失われた方へ歯を失われた方へCONTENTS.7

入れ歯・義歯治療とは

虫歯や歯周病、年齢など、歯を失う原因はさまざまなものがありますが、一度抜けた歯をそのままにしておくことは危険です。「1本だけだから」「今のままでも問題ない」と放置していると、抜けた歯のダメージが口のなかで大きくなっていきます。

問題なく食事やコミュニケーションを楽しみ、健康的に過ごすためには、歯が抜けた後の適切なケアが大事です。入れ歯・義歯を入れることを考え、できるだけ早く歯の欠損をカバーしましょう。

1.入れ歯・義歯が合わない方もご相談ください
歯科医院・クリニックで入れ歯・義歯を作製しても、いざ使ってみると合わないケースが少なくありません。合わない入れ歯・義歯を使い続けると健康上でのリスクも高くなるため、我慢せずに調整・作り直しを検討しましょう。当院でもご希望に応じますので、ぜひお気軽にご相談ください。

こんなことで困っていませんか?

こんなことで困っていませんか
  • 歯が抜けてしまった
  • 入れ歯・義歯を作りたいけれど、どのような材質を選んだらいいかわからない
  • 入れ歯・義歯を作ったが、自分に合っていない
このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度当院にご相談ください。

どうして入れ歯・義歯が必要になるの?

その原因は?
歯が抜けた状態をそのままにしておくと、食事や会話を不自由に感じられるようになります。また、噛み合わせがさらに悪くなって身体の痛みや不快症状が増えていったり、うつ病や認知症にかかったりするリスクが高まることもあります。

それらのリスクを未然に防ぎ、歯の機能を取り戻すものが入れ歯・義歯です。

1.入れ歯・義歯を装着する目的
入れ歯・義歯を装着することで、

①以前のように食事・会話を楽しめる
②口腔内と全身の健康状態を維持できる
③嚥下機能を維持できる
④精神的な安定が生まれる
⑤歩行周期や歩幅・歩行速度が適切に保たれ、転倒を防げる


など、健康上・精神上における多くのメリットがもたらされます。入れ歯・義歯で歯の欠損を補うことにより、全体的な生活の質(QOL)を向上させることができます。

当院の入れ歯・義歯治療

どうすれば治るの?
当院では、保険適用・自費診療での入れ歯・義歯をご用意しています。患者さま一人ひとりのご希望をお伺いし、噛み合わせや歯並びに適した入れ歯・義歯を作製します。

●保険診療の入れ歯・義歯
プレスチックの樹脂「レジン」で入れ歯・義歯を作製します。総入れ歯では強度を保持するために全体的な厚みを持たせ、部分入れ歯では残っている歯に針金をかけて固定する形が一般的です。

費用が安価である分、審美性や機能性は自費診療の入れ歯・義歯は劣りますが、食事や会話を問題なく楽しめる質に仕上げられます。

●自費診療の入れ歯・義歯
自費診療の入れ歯・義歯には、「ノンクラスプ義歯」「金属床義歯」「磁性アタッチメント義歯」をご用意しています。

●ノンクラスプ義歯
部分入れ歯に使います。ポリカーボネート樹脂でできていて、金属のばねがないことが特徴です。目立ちにくく審美性に優れ、お餅やガムなどの粘着性のある食べ物をとっても問題なく過ごせます。

●金属床義歯
入れ歯の主要部分を金属で作製します。レジンの入れ歯に比べて薄く仕上がり、壊れにくく、食べ物の温度を伝達しやすい点がメリットです。においがつきにくいことから、衛生面でも優れています。

●磁性アタッチメント義歯
残っている歯根に磁性金属を入れます。磁力の力で密着するため、安定性に優れています。使い心地が非常に優れている入れ歯・義歯です。

合わない義歯(入れ歯)にお悩みではありませんか?

その原因は?
既に入れ歯を使用されており、当院に初めていらっしゃった多くの患者様が「自分に合わせて作ったはずなのに入れ歯が合わない」とおっしゃいます。
しっかり咬めるようになると期待して、せっかく作った入れ歯が合わなくて痛いというお悩みが非常に多いのです。

なぜ、作った入れ歯が合わないのでしょうか?
入れ歯はつくったばかりの時は、まだ人工『物』の状態です。
まだ、製作途中とも言えるでしょう。
そこから完成させるために、お一人お一人のお口に合わせる調整を行います。
そうすることで、あなたの体に合った人工『臓器』、つまりあなたの体の一部分となり、違和感なく使用できるようにする必要があるのです。

また、この「調整」が、個々のアゴの状態によって変わってきます。
回数が少なくてすむ場合もありますが、難しいアゴの状態だと、調整して家で食事などをして様子を見て、また調整を繰り返す必要があります。
実は、入れ歯を製作したはいいのですが、調整が中途半端に終わってしまっている患者様が非常に多いのです。
つまり、まだ未完成の状態と同じなのです。
そんな方を見る度に、「せっかく作ったのに、もったいないな・・・」と感じてしまいます。

そんな患者様の入れ歯であっても、しっかりと時間をかけて調整をし直すと、痛みや違和感は解消されるのです。
もし、「入れ歯が合わない」「何回調整しても、すぐに痛くなる」という場合には、かかりつけの医院以外にも、セカンドオピニオンとして、他の歯科医院で見てもらうことが良いでしょう。

まだ、作製を検討されている段階であれば、作製前にセカンドオピニオンを取り入れることをおすすめしております。

当院の治療

入れ歯には、総入れ歯・部分入れ歯を含めさまざまな種類があります。材質や構造的にも様々な種類があります。また、保険制度の範囲内で制作できる入れ歯や、精度の高い自費診療による入れ歯があります。

ここでは、保険の入れ歯を始め、当歯科医院がお薦めする機能的で審美的にも優れた入れ歯をご紹介します。
保険診療による入れ歯
保険制度でつくる入れ歯には、材料やデザイン、構造などに細かい制限があります。
総入れ歯は材料がすべてレジン(プラスチック樹脂)のため強度を保持するために厚みがあります。
部分入れ歯は残っている歯に針金(クラスプ)で固定します。
見た目などの審美性やぴったり感、食べ物の温度の伝わりやすさ(熱伝導率が低い)などの機能性は劣りますが、噛むという入れ歯の基本的な機能については変わりません。
  • 保険の部分入れ歯
    保険の部分入れ歯
  • 保険の総入れ歯
    保険の総入れ歯
自費診療による入れ歯
保険制度でつくる入れ歯には、材料やデザイン、構造などに細かい制限があります。
総入れ歯は材料がすべてレジン(プラスチック樹脂)のため強度を保持するために厚みがあります。
部分入れ歯は残っている歯に針金(クラスプ)で固定します。
見た目などの審美性やぴったり感、食べ物の温度の伝わりやすさ(熱伝導率が低い)などの機能性は劣りますが、噛むという入れ歯の基本的な機能については変わりません。
  • ノンクラスプ義歯
    ノンクラスプ義歯
    ポリカーボネート樹脂でできた金属のバネのない部分入れ歯です。
    入れ歯と歯ぐきの境目が目立たないため審美的に優れています。また、残っている歯への負担が軽く、お餅やガムなど粘着性の高い食べ物も安心して食べることができます。
  • ノンクラスプ義歯
    金属床義歯
    保険でつくるレジン(プラスチック樹脂)の入れ歯の厚さは最厚部で約3mm以上あります。これに対して、金属床は入れ歯の主要部分を金属で製作した入れ歯です。厚みが薄い(約0.5mm程度)のに丈夫で壊れにくく、食べ物の温度が伝わりやすい(熱伝導率が高い)ため、今までどおりの味覚を味わえます。臭いも付きにくいため衛生的な義歯です。
自費の金属床義歯と保険のレジン床義歯の比較
  • 入れ歯の写真
    左:自費診療による金属床
    右:保険診療によるレジン床(プラスチック樹脂)
  • 入れ歯の写真
    金属床の薄さに注目!! 丈夫な金属を用いた金属床は薄くて違和感のない入れ歯で、食事も美味しく、楽しく摂ることができます。
磁性アタッチメント義歯
残っている歯根に金属(磁性金属)を入れ、入れ歯に超小型磁石をセットした入れ歯です。
磁力の力でガタつかない密着した入れ歯ができます。

歯根が残っていない場合、インプラント(人工歯根)を用いて義歯の安定をさせることもできます。
磁性アタッチメント義歯

ACCESS

〒560-0025
大阪府豊中市立花町3丁目12-51
スリーセブンオオグシ1F

大きな地図で見る